院長紹介
歯科医院や歯科医師とは、人々の口腔の健康を維持し健康な機能を促すためにあります。人々は、良い生活、良い人生を望み、健康はその大切な要素です。 さらに、ずっと健康でいるために、よく噛めて笑顔で会話することはその大切な要素です。 健康は目的ではなく、良い生活のための手段であり、歯科医療は生活の質を向上させるためにあります。 そして歯科医療を通じて健康や生活の質の向上に貢献し続け、やがては地域全体に貢献することが歯科医院や歯科医師などの使命と考えております。
院長
松江 善信
Yoshinobu Matsue

略歴
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所属学会
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予防について
日本の歯科医療では、「歯医者というのは治療するところ」という概念が定着してしまいました。 その結果、どこかが悪くなってそこを治しても、次に歯科医院に行く時というのは、またそこが悪くなった時になってしまうという状況でした。 そのため、そこが悪くなった時には、前よりも悪化しているケースが多い。その結果、歯科医院に行くたびに悪化していき、歯は減っていき、最後には1本も歯がなくなってしまうということがよく見うけられました。 「予防」というのは、「治療」だけでなく、「メインテナンス」や「生活習慣」などによって、これらの現象をくい止めていくことです。 予防は、口腔の状態によってやり方が違います。 むし歯のある方、ない方、これから歯が生えてくるお子様、すでに歯がなくなった義歯の方などその方に合わせた予防を行います。「生涯にわたって健康で機能的な口腔状態を維持する」というのが「予防」における最大のコンセプトです。 また日本以外の他の国には、むし歯や歯周病の予防が進んでいる国もあります。医療においては、それぞれの国の医療を行う背景や文化があるので一概に比較は出来ませんが、歯科医院は「予防」にどう取り組むべきかという事に常に向き合って考えています。実際の海外の歯科医療の現場に足を運び、大学病院や町の歯科診療所で具体的に日々どのように診療を行っているか等も視察して取り入れるようにしております。

治療について

口腔内の2大疾患と言われるのが、むし歯と歯周病です。 この2大疾患の治療方法はさまざまです。 むし歯の治療では、虫歯の部分を削って詰めるものから、歯の神経を除去してから歯の根を治療するものまで、そのむし歯の状態に応じて治療内容は変わります。 歯周病の治療では、歯石やプラークの除去からその歯の抜歯まで、歯周病の進行の程度などによって治療内容が変わります。 歯は、「削ること」、「神経を取ること」、「抜くこと」などによって、必ずリスクがあります。 しかし歯が、むし歯や歯周病になった時点で、なんらかのリスクが存在するので、その中で「一番良い治療方法」を選択します。 ただし、歯の状態によって「一番良い治療方法」というのは、「この治療方法が1番良い」とか、「すべてにおいて保存的治療が良い」とか、一概に言えることはありません。 大切なことは、「なにを目的に、なにをゴールとして治療をするか」ということです。 例えば詰めたもの、被せたものが長持ちすれば、それが一番良いというわけではありません。また見た目が審美的であれば良いとか、治療費が高いものほど良いということでもありません。それらは良い治療を選択するうえでとても大切な事ですが、それだけで決まるものではありません。 歯科診療の目的は、治療・予防することにより、よく噛めること、審美的であること、その状態が長く維持できることなどにより、健康的な生活を営むことに寄与することです。 そのためにまつえ歯科クリニックでは、よく聞き、よく説明し、さまざまな可能性を考えるということが大切だと考え、その診療方針でやっております。 さらにその様な診療方針に加えて、出来るだけ削らない・抜かないといった、保存的な治療を行っております。 その診療方針こそが、健康的で幸せな生活・人生に寄与できるものと信じております。